「うなり」ってどうしてワンワンなるの

うなりとは

こういう記事を一回描いてみたかったので書きます。

普段生きていて、うなるといえば

 

  1. 波がうなる
  2. うなるような暑さ
  3. 振幅が周期的に変化する現象

 

のうち、どれを思いつきますか

 

やっぱり3ですよね!!!!!!!

 

ねっ!!!!!

 

そう、ワーンワーンってなるあれです

 

試しに隣の人と少し音程を外して

 

あーーーー!

 

と言ってみましょう

 

ワンワンなるはずです

 

これは、二つのなみの振動数が微妙にずれているために起こる現象で

 

調律師の人なんかは、うなりがなくなったら調律できたと判断したりするそうです

 

 

 

振動数のずれがなぜ振幅を周期的に変化させるか

 

 

 

それは、振動数のずれが微妙だからです

 

 

例えるならAくんとBくんです

 

AはBより少しだけ足が早いとします

 

さあ、グラウンドを一周するとどうなるか

 

まだ僅差ですね

 

しかし、これが何周にも積み重なると

 

そのうち、Aの方が半周先に行ったり、1周さがついたりします

 

AくんとBくんが人造人間なら、Bくんはまた同じ時間ののち周回遅れしてしまうでしょう

 

周期的にAくんとBくんの差は縮んだり伸びたりします

 

これとうなりは同じです

 

振動数の差が積み重なると、初めはいい感じに強め合っていた音も

 

だんだんずれて、さっきより強め合わなくなります

 

それがどんどん積み重なると、逆に弱めあってしまうこともあります

 

でも、一周まわってまた強め合ったりもするでしょう

 

周期的に強めあいと弱目あいが起こるのです

 

強めあい弱めあいというのは、振幅のことです

 

これは実感できます

 

風呂場に行って波を作りましょう

 

そこに波をぶち当てれば、波は高くなります

 

すなわち、波の振れ幅、振幅が強め合うのです

 

音の場合振幅は音の大きさです

 

だから、あのワンワンというのは、音が大きくなったり小さくなったりを繰り返しているにすぎないのです

 

結論

 

波が強め合ったり弱めあったりを周期的に繰り返すことで音の大きさがわんわん変化する

 

それがうなり

 

 

(じゃ一人でわんわんいえばセルフうなりできるじゃん!!わーい!)